陶芸用語 索引−「ろ,ロ」
- ロイヤル・コペンハーゲン
- ロイヤル・コペンハーゲン
- デンマークの首都コペンハーゲンのロイヤル・コペンハーゲン窯で焼かれる磁器。
- 老円子
- ロウエンジ
- 中国景徳鎮所用の優良天然呉須。
- 蝋石
- ロウセキ
- 蝋状の感触を有する軟らかい緻密な岩石や鉱物の総称。彫刻用や印材、あるいは石筆として用いられている。
- 蝋燭手
- ロウソクデ
- 古瀬戸茶入の一種。形が蝋燭に似ているのでこれを俗に蝋燭手という。
- 漏斗口
- ロウトグチ
- ラッパ口参照。
- 蝋抜き
- ロウヌキ
- 溶かした蝋で素地に模様を描き、施釉すると蝋の部分だけ彩釉を弾きそこが装飾となる。
- 漏空
- ロクウ
- 透彫(すかしぼり)。素地を表から裏まで通るにようにくり抜いて模様にしたもの。
- 轆轤
- ロクロ
- 陶磁器成形用の施盤(回転円盤)。うろくり(空転)が語源とされる。回転方向は、日本では殆どが右回り、中国や欧米では左回り。
- 轆轤目
- ロクロメ
- ロクロ作りの際、ロクロの回転に従い器物の表面に付いた指痕、箆(へら)あるいは鉋痕が筋状に現れたもの。茶碗、茶入などの見所となっている。糸切同様、ロクロの回転により瀬戸系では右回り、朝鮮伝来の薩摩系や唐物小壷は左回り。
- 露骨
- ロコツ
- 中国明代(1368−1662)の祭紅の一種。紅中に白を現わし、白色釉がわずかに突起し魚や蝶などの形を呈するものがある。
- 露胎
- ロタイ
- 釉が掛らないで素地を現わしているもの。
- ロータス
- ロータス,Lotus
- 蓮華模様。エジプト古代に広く用いられた装飾。
- ローム釉
- ロームユウ,Loam glaze
- 天然釉。
- ロレーヌ・ウェア
- ロレーヌ・ウェア,Lorraine ware
- 18世紀にフランスのロレーヌで最初に作られたファイアンス・フィンの一種。