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川上 清美
九州
唐津焼
川上 清美
Kawakami Kiyomi
1948年12月生まれ
〒847-0023 佐賀県唐津市半田3073-4
TEL.0955-77-3198
「絵唐津茶碗」(高8.0 径14.5p 2001年) 230,000円
「黒唐津大壺」(高44.0 径41.0p 2001年) 650,000円
「朝鮮唐津水指」(高16.5 径 23.0×16.5p 2001年) 350,000円
1948年
長崎県・対馬に生まれる。
明治学院大学法学部卒業。
愛知県瀬戸窯業訓練校を経て、唐津、備前などで修行を重ねる。
88年
唐津市に独立する。
●主な作品のテーマ
茶陶、酒器、食器など、唐津の土の持ち味を引き出すことをテーマにしている。
●主な制作技法
ロクロ、叩き、刳り貫きなどによる成形
●胎土の種類
唐津産の原土を精製して用いる
●主に使用する窯の種類
登窯
●工房見学
可(JR筑肥線唐津駅下車)
●Message
個展を中心に活動しています。唐津焼の可能性を幅広く試みるとともに、やがては真の唐津らしさを求めていきたいと思っています。
〜荒々しさと、細心さ…… アンビバレントな魅力の唐津〜
唐津焼は、佐賀県の西部地域から長崎県一帯にかけて焼かれていた陶器です。すでに桃山時代の前期に開窯していたといわれ、とくに茶陶の優品を多く残してきた産地として、あまねく知られています。しかしひと口に唐津焼といっても、朝鮮唐津、絵唐津、黒唐津、彫唐津、三島唐津、斑唐津、黄唐津、蛇蝎唐津、瀬戸唐津、奥高麗など、実に多彩です。
唐津を焼こうと志した陶芸家の宿命は、これら多様な唐津のやきものの様式のいくつかを、自家薬籠中のものとしなければならないことです。もちろん川上清美氏も御多分にもれず、絵唐津、朝鮮唐津、黒唐津、粉引、斑唐津、黄唐津など、様々な技法を自在に繰って制作しています。
とくに、黒唐津の壺や朝鮮唐津の花入に見られる焼成による荒々しい装飾性と、細心の配慮によって作られた造形性の、アンビバレントな魅力が特徴です。そしてそれらを作ることによって鍛錬された感受性を、今度は、たとえば絵唐津の一碗に静かに封じ込めていこうとするのです。そこには確かに、この作者なりの伝統の読み直しという作業があるように思えてなりません。いよいよ形になりはじめた、新しい唐津の息吹を感じる仕事といえます。
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唐津市呉服町アーケード
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佐賀県西松浦郡有田町本町
R
の目
唐津の町も今では大産地であったことを感じさせる面影はない。唐津焼の名は知られていてもどのようなものかまで知る人は少ない。唐津焼とはそのように控えめで素朴なものである。17世紀頃の秀作に学ぶものは大きい。
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