Uバーン |
ベルリン市内の主要な観光スポットはSバーンとUバーンでまわることができます。使いこなすことができればとても便利ですので簡単にご紹介します。 Sバーン(エスバーン)は主に地上を走る近距離列車のこと。市街をぐるりと囲むように走る路線や、郊外へ延びる路線などがあり、日本のJRに似ています。 Uバーン(ウーバーン)は時々地上を走ることもある地下鉄です。 どちらも路線名は「S1」「U1」というように番号で表示されます。 |
Uバーンの車体は黄色。バスやトラムをはじめドイツでは黄色がよく使われます。 窓にはベルリンのシンボルであるブランデンブルク門のエンブレムが貼られていました。洒落ている と思っていたら落書き防止のためだとか…。 ベルリンは本当に落書きの多い町です。 |
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Uバーンホーム |
運行時間は深夜1時頃まで、金・土曜は24時間運行する路線もあります。 ベルリンは比較的治安のよい町といわれていますが、地下鉄車内や駅構内ではスリや置き引きが多発しています。 今回の旅では恐ろしい目に遭うことはありませんでしたが、地下鉄の雰囲気は独特で、Sバーンに比べると少し怖い印象。遅い時間の一人歩きや遠出は控えた方が無難です。 |
市内はA・B・Cのゾーンに区切られ料金が設定されています。主要観光スポットはほぼAゾーンに集中。今回ルポに掲載の施設も全てAゾーンです。 まず自動券売機で切符を購入。改札がない代わりに自分で打刻機にチケットを差し込み日付を刻印します。 打刻を忘れたり、無賃乗車が見つかった場合は罰金が科せられます。抜き打ちで検札がありますので必ずチケットを購入し、打刻を忘れないようにしましょう。 |
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ベルリンの公共交通機関はチケットが共通なので、例えば、Sバーンに乗車後バスに乗り換えという時も制限時間内、同じゾーン内であれば1枚のチケットでOK。 写真左は一回乗車券。2時間まで有効なので、駅を出ても2時間以内であれば再度同じ切符で乗車が可能。但し、一旦乗ると反対方向の電車に乗ることができないので、乗り越しに注意が必要です。 写真右は一日券。刻印の日付の深夜3時まで利用できます。一回券を3回買うのであれば、一日券がお得。 チケットは頻繁に値上げをするので公式サイトでチェックを。今回の旅でもガイドブック記載の料金より値上がりしていました。 |
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Sバーン、Uバーン、バス、トラム(路面電車)の扉は自動ではありません。車両が駅に到着したら扉についている緑色のボタンを押して乗り降りします。 | |
バス車内 |
観光地を通る路線もあるベルリンのバスは一度は乗りたい。通常2階建てで旅行気分が盛り上がること間違いなし。但し、階段が狭くて急なので意外と危険です。 バス停付近に券売機がありますので、あらかじめ購入。前の扉から乗車し運転手にチケットを見せます。 アナウンスと車内表示で確認し目的地が来たらボタンを押すのは日本と同じですがバスも扉は自動ではありません。 |
ドレスデンのトラム |
ドレスデン観光に便利だったトラム(路面電車)ですが、現在、ベルリンでは旧東ドイツ側だけで運行。トラムもチケットは他の公共交通機関と共通。 |
トラム車内 |
チケットを持たずに乗車しても車内で購入可能。すぐ横にあるオレンジ色の打刻機にチケットを通します。 各駅に停車しますが、降りる際はバスと同様、近くにあるボタンを押して運転手に知らせます。 ベルリンでは流しのタクシーを拾うことができます。料金は日本と同じくメーター制。英語が通じないこともあるので目的地のパンフレットやメモに目的地を書いて渡すのが確実。 数回使用しましたが、良心的で安心。夜道を歩くよりはタクシーがおすすめです。 |