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ベルリン旅行記

KPM−ベルリン王立磁器製陶所

KPM
ギャラリーとショールームがあるのは写真奥の平屋の建物
 日本ではあまり知られていないドイツの名窯KPM(カー・ペー・エム)。地元ではマイセンと肩を並べる高級磁器の窯として有名。磁器収集家だったプロイセン王フリードリヒ2世が1763年に設立した老舗です。ベルリン市内にはいくつか直営店がありますが、今回は本店へ。ティーアガルデン駅から徒歩5分ほどのところにあります。

 煉瓦の壁に据えられたロゴは創設者フリードリヒ2世の紋章である王の笏(しゃく)をかたどったもの。
KPM入口  ディスプレイ01  「EINGANG(入口)」の扉を押して中へ入ると当時の窯跡を利用したという不思議なディスプレイが。
ディスプレイ02
泥棒カササギ  「Die diebische Elster」というタイトルの作品。訳すと「泥棒カササギ」という意味になるそうで、カササギが巣にKPMの器を運んだという設定。とってもユニークな作品です。
ショールーム


KPM製ポット
                     KPM公式ホームページより
 2階はショールーム。
 広いスペースにシリーズごとにテーブルコーディネートを紹介。クラシックな絵付けのシリーズやアールヌーボー、白磁にレリーフのみの現代風な作品など様々なデザインが揃います。
 全体的に“シックで上品”な印象。

 お値段は絵付なしのカップアンドソーサーで2万円前後から。せっかく来たのだから「何か欲しい」ような気持ちになりましたが、次回…ということで手ぶらでショールームを後にしました。
KPM CAFE  ギャラリー・ショールームの建物の隣にはKPMのカフェが併設されています。高価な品を購入する前にはこちらでじっくり検討を…。

カー・ペー・エム
KPM

Open:
ギャラリー、ショップ月〜土 10:00−18:00
カフェ月〜日10:00−18:00

ギャラリー:10ユーロ

MAP
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