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ベルリンに欠かせないのが蚤の市。なかでも出店数と品数で市内最大規模の蚤の市が「マウワーパーク(壁公園)の蚤の市」です。エヴァースヴァルダーシュトラーセ駅を降りて、住宅地の中を歩いて5分ほど。お昼過ぎに出かけたのですでにたくさんの人で賑わっています。
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旧東ドイツの雑貨に家具、額縁、布、知らない人の写真、何か分からないものなどとにかく何でもあるのがマウワーパークの蚤の市の特徴です。
大半がガラクタのようにしか見えなかったけれど、お宝発掘の可能性もあるはず!? |
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こちらはガラス製品と陶磁器のテーブル。双眼鏡や謎のケーブルなどが入り混じる雑多な雰囲気の中、皆さんかなり真剣に選んでいる様子。ここで食器などの生活雑貨を揃えればかなり節約になりそう。日本人には馴染みが薄い蚤の市ですがベルリン市民の生活には欠かせない存在となっているようです。 |
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マウワーパークの蚤の市は客層が若く、手作りのクラフト製品やアート作品を並べるアーティストのブースも人気。
写真はベルリンの新進陶芸家の器。マイセンの貼花装飾のような小さな花が貼りつけられた薄手の陶器です。韓国の陶芸家が師匠だと教えてくれました。
薄く青みがかったカフェボウルのようなカップを購入。7ユーロでしたが、「5ユーロにして欲しい〜」と頼んだら、あっさりOK。ベルリンの人って優しい! |
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マウワーパークのほかにも毎週日曜日はベルリン市内の各所で蚤の市が開催されています。ベルリンでは日曜休業の店がほとんどですから、日曜日は蚤の市でのんびり過ごすのがおすすめです。 |
マウワーパーク(壁公園)の蚤の市
Flohmarkt am Mauerpark
Open:日 7:00−17:00 |
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「ヴィレロイ&ボッホ」は1748年創業のヨーロッパで初めてボーンチャイナの焼成に成功した高い技術を持つ工房です。
ウーラントシュトラーセ駅から徒歩1分。ベルリンきっての繁華街クーダムの大通りにあります。
「食器は毎日使って楽しむもの」という考えのもとに作られた器は耐久性が強く普段使いにぴったり。ぽってりとして温か味のあるデザインのカントリーシリーズのほかクラシックや現代的なメトロポリタンシリーズなど多彩なラインナップが魅力です。 |
ヴィレロイ&ボッホ
Villeroy&Boch
Open:月〜土 10:00−19:30 |
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ヴィッテンブルク広場に面してそびえ立つヨーロッパ最大級の高級デパート。KaDeWe(カー・デー・ヴェー)という名前の由来はKaushaus
des Westens(西のデパート)の頭文字を取ったものだとか。
店内は日本のデパートとほとんど変わらない構成ですが、とにかく広い!
日本のデパ地下に相当する最上階のグルメフロアは一見の価値あり。人気の観光地となっています。 |
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グルメフロアのハーブティ専門店。 世界中の高級食材が揃う魅惑のフロアはディプレイも素晴らしい。壷の中身が器肌に描かれたハーブの絵で分かるようになっています。
ベルリンに来て意外だったのはコーヒーよりもハーブティを飲む機会がとっても多かったこと。風邪のときは薬よりもハーブティを飲むというベルリンでは薬局やスーパーでもたくさんのハーブティが売られていました。
癖がなくすっきりとした味わいで安価なベルリンのハーブティはお土産にもおすすめです。
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見ているだけでも楽しめるコーナー。
ベルリンのケーキはとにかくビッグサイズというイメージでしたが、高級店のケーキは上品サイズです。
カットケーキは日本とあまり変わらない様にも感じますが、ホールケーキは何ともゴージャス。色彩やデコレーションに異国を感じますね。 |
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4階はキッチン用品のフロア。グルメフロアに続いてこちらのフロアもおすすめ。ドイツをはじめ、世界中の陶磁器が集まり見ごたえ充分です。
日本でも1号店がオープンする中国磁器の「フランツ・コレクション」はヨーロッパ製品が並ぶ店内で異色の存在。実用的ではありませんが何とも優美なフォルム。シンプルなベルリン磁器をたっぷり見た後では新鮮に感じます。レリーフと彫塑の立体造形でロマンティックな作品が特徴。
KPMやヴィレロイ&ボッホを見逃したという方はこちらのフロアでも見ることができます。 |
フランツコレクション |
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カー・デー・ヴェー
KaDeWe
Open:
月〜木 10:00−20:00
金 10:00−21:00
土 9:30−20:00 |
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コットブッサートーア駅から徒歩5分、近年、お洒落なカフェやショップが増えて注目度が高まっているクロイツベルグのオラニエン通りにあるブラシ専門店です。
ヨーロッパでは視覚障害者がブラシ作りをするという伝統があり、こちらの工房もその一つ。10年ほど前にドイツの有名デザイナーがデザインを提供、今では注文から4カ月待ちの大人気に。
店舗はこじんまりとして、注意していないと見逃してしまうほど。数十種類の用途別手作りブラシの収まる棚に何だかワクワクしてきます。
実はウーエスエーは通りを歩いていて偶然見つけたお店。おいしいチキンの店「ヘンネ」を目指して猛然と歩いている最中、 |
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陶器が目に入り何気なく入ったらブラシで有名なウーエスエーだったという訳です。
元々、クロイツベルグはトルコ人やアラブ人が暮らしている独特のムード漂うエリア。ウーエスエーのほかにもトルコ人の経営するお菓子屋さんやナッツ専門店など寄り道したくなるお店がいっぱいです。 |
ウーエスエー
USE gGmbH
Open:
月〜木 10:00−19:00
金 10:00−21:00 |
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Henne(ヘンネ)は日本語で雌鶏。店名が表すとおりチキンのお店です。最近では日本でも名が知られてきたようで日本人のお客さんもちらほら。
開店前から店の前に人が集まり始め、開店と同時にぎゅうぎゅうの混雑。席について20分ほど、大量のチキンが次々とテーブルに運ばれていきます。
チキンにザワークラウト(キャベツのサラダ)にビールがヘンネ通の注文。
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「チキンは半羽で一人前。『大きくて食べられないかも…』なんて不安になるのも束の間、運ばれてきた皮パリパリ・お肉ふわふわのチキンを一口食べた瞬間、あまりのおいしさに思わずもう一人前追加してしまうほど。(じっくり焼きあげる為20分ほどかかります、ご注意!)味の秘密は鶏を牛乳で育てることにあるのだとか。 |
ヘンネ
Henne
Open:火〜土 19:00から、 日 17:00から |