全国旅手帖豆田町エリア(まめだまちえりあ)/小鹿田焼

豆田町エリア [まめだまちえりあ]

当時の貴重な資料を残す地として平成16年、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました
往時の繁栄を偲ばせる歴史ある街並みが残る豆田町は慶長6年(1601)、丸山城の城下町として建設されました。多くの御用達商人が住んでいたこの地には今でも県内最古の商家や蔵屋敷が建ち並び、日田一の観光スポットとして多くの観光客でにぎわっています。

「咸宜園」
OPEN/10:00〜16:00
休館日/毎週月曜日、年末年始
料金/無料
TEL/0973-22-0268

豆田町最初の見学場所は「咸宜園」。儒学者・廣瀬淡窓が1817年に開いた私塾で、国の史跡に指定されています。


碁盤目状に作られた豆田町。花月川へと続く、上町(うわまち)通りと御幸(みゆき)通りの2本の通りを中心に貴重な旧家が建ち並んでいます。


「天領まちの駅高瀬鮮魚」
TEL/0973-24-7778

魚介類を中心に販売するまちの駅。

「日本丸館」
OPEN/10:00〜16:00
休館日/6月1日〜8月31日
     12月1日〜2月14日
料金/大人350円、小中高生250円
TEL/0973−23−6101
安政2年創業の薬屋。木造四層三階建ての建物は現在資料館となり、薬や家財道具などを展示しています。

「薫長酒造」
OPEN/9:00〜16:30
休館日/年末年始
TEL/0973-22-3121
江戸時代から続く老舗の酒造。日本酒や焼酎は試飲してから購入することができます。隣接する資料館では日本酒の歴史や製法を紹介しています。


「ステンドグラス覚」
OPEN/9:30〜17:00
休業日/木曜日
料金/大人350円、中高生150円
TEL/0973-24-7010
日本におけるステンドグラス・ギャラリーの第1号。雰囲気のある日本家屋に、ヨーロッパ現代作家の作品が展示されています。

「草野本家」
OPEN/ひなまつり、端午の節句
祇園祭、天領まつりのみ公開
10:00〜16:30
料金/大人550円、中高生250円
TEL/0973-22-2010
300年の歴史を持つ大分県最古の商家で、県の有形文化財に指定されています。主屋は18世紀後期の建物。ひな祭り、端午の節句、祇園祭、天領祭りの期間、年4回だけ公開されます。

「天領日田資料館」
OPEN/9:00〜17:00
休館日/毎週水曜日、年末年始
料金/大人310円、小中高生210円
TEL/0973-24-6517
江戸幕府の直轄地=天領として栄えた日田。江戸や上方、長崎などとの交流を通して花開いた日田の町人文化をテーマにした資料館です。

「廣瀬資料館」
OPEN/0973-22-6171
休館日/無休
料金/大人450円、小中高生350円
TEL/0973-22-6171
幕末の儒学者・廣瀬淡窓の生家の一部を資料館として公開しています。廣瀬家に伝わる淡窓ゆかりの書画や、生活用具、代々伝わるひな人形など展示。


「市山亭懐古館」
OPEN/10:00〜16:00
休館日/毎週木曜日、年末年始
料金/大人350円、中高生250円
TEL/0973-22-5467
日田随一といわれた料亭跡で、歴代当主が収集した陶磁器、漆器、書画などのコレクションは必見です。
「赤司日田羊羹本舗」
OPEN/9:00〜17:00
休業日/水曜日 ほか
TEL/0973-22-2240

郷土菓子の名店「赤司日田羊羹本舗」。日田随一といっても過言ではない知名度の人気和菓子屋さんです。味はもちろんのこと看板や暖簾など外観の魅力もなかなか。お土産選びにぜひ立ち寄りたい一軒です。
「おしゃれの店 水田屋」
OPEN/9:30〜19:00
休業日/日曜日
TEL/0973-22-6739
紅、白粉を販売していた150年前から続く化粧品店です。現在でも現役で女性の美容を応援、メーキャップやエステ、肌診断など受け付けています。

隣にはご主人が営む甘味処があり、町歩きで疲れた足を休めるにはうってつけ。
「お休み処 吉兵衛」
OPEN/10:00〜20:00
休業日/毎週火曜日
     (祝日の場合は翌日)
TEL/0973-22-0333

看板を眺めているだけで歴史を感じることができるほど、多種多様の風格ある看板がずらりと並ぶ豆田町の通り。外観だけではなく、内装もそのまま、さらに商売もそのまま続けているお店が多いのには驚かされます。

上町通り、御幸通りを抜けると花月川へと出ます。橋を渡ると、その昔、永山城があった「月隈公園」があります。この一帯には代官所が置かれ、今も石垣と堀の一部が残されています。

一新橋

御陣屋平面図

月隈公園には当時多くの防空壕があり、大勢の命を守ったといわれる神社の鳥居からは力強さが感じられます。

精米製粉用水車
市指定民俗文化財(日田市教育委員会)

豆田町を後にして、しばらく車を走らせると目に入ってきたのが茅葺屋根の水車小屋です。自然の中に、ひっそりと佇む存在感に車を止めてみました。この辺りは蛍の群生地としてもよく知られている場所。シーズンともなれば多くの観光客が押し寄せるとのことです。
豆田町から約30分程車を走らせれば、いよいよ小鹿田焼の里、皿山です。
DATA
住所 大分県日田市豆田町
TEL 0973-22-2036(日田観光協会)
アクセス ・JR日田駅より日田バス「豆田町」下車すぐ
・JR日田駅下車、徒歩15分

※掲載情報は変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください


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