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田中佐代子さん 佐藤ます子さん 古富和子さん

菊地順昭さん 吉野久美子さん 田中光雄さん

新井 泉さん 中尾宏子さん 渡辺 茜さん

菰池眞佐子さん 有賀礼子さん

田中郁子さん 古橋いつ子さん 山田浩子さん 岡部光枝さん

羽路嘉代子さん

平田晶子さん 福長恵美子さん 遠藤美雪さん 上石利枝子さん 山岡康子さん

浅利直子さん 斎藤礼子さん 西村美千代さん

三浦敦子さん 森谷芳江さん 鈴木恵美子さん 伊藤喜代子さん

吉田知司さん 渡辺芙紗子さん 関 弥生さん


スパークする作品群
 「ホントにこれ、全部皆さんが作ったの?」とか、「どこかで集めてきた作品なの?」などは、観覧者が感じる素直な疑問のようです。 そして今展ではその後に、「よくできていますね〜」とか「感動しました!」という感嘆の声が湧き上がりました。
 来場したプロ陶芸家も、じっくりと見て廻ってから、「刺激を受けるよ」と感想をいっていましたから、出品作の多くは、見る人に向けて何らかの熱をスパークさせているのでしょう。
 確かに、手捻り躍動感ある造形に仕上げた作、ロクロを使って流れるようなカーブを描くもの、さらに、完成度の高い現代的な造形作品や、心地よく使えそうな実用本位の食器など多士済々です。 また陶芸の技法書が刊行できると思えるほど、様々な技術が用いられていて驚きです。 陶芸に対する向上心や、旺盛な創作欲があればこそです。
 そしてそれらの背景にあるのは、岡本立世総長が築いて確立された的確な指導法であり、それに則り、ベテラン講師陣が生徒の皆さんをフォローして導き、次のステップへと押し上げているのです。 つまり九炉土展の歴史とは、生徒の皆さんの作陶欲と向上心、岡本総長と講師の専門的な支えと情熱の循環形そのものなのだなと思いました。 ■


エンディング・パーティーの席上、投票により来年度の九炉土展のテーマが
「クラシック・モダン」に決まり、取り組み方を解説する岡本総長。



上右 ● 「陶芸指導プロ養成塾」卒業制作の作品群。さすがに高難度の
実技の授業で鍛え上げられてきただけに、迫力ある大作が目につきます。

上左 ● エンディング・パーティでは「指導プロ養成塾」の卒業式も行われ、
奥にズラリと並ぶ卒業生。

左 ● 卒業式では岡本総長より卒業証書が授与されました。

現在、「陶芸家コース」で学ぶ皆さんの作品も展示されました。
将来への希望に満ちた作ばかりです。




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