性格の違う双子のような2枚の皿。 それぞれの作業手順は?
A:素焼に、波模様に切り抜いたマスキングテープを隙間なくピッタリ貼る。 模様を貼った2つの角だけ織部を3回位吹く。 テープをしたまま、残りの2角と中央部に黄伊羅保を吹く。
さらに中央部にチタンマットを4〜5回吹きテープをはがす。 今度は新聞紙でマスキングして、模様部分にだけ透明釉を吹く。 透明釉は織部釉の上に掛かってもOK。 |
作品:高橋修子
高4.0 径18.0×15.0p
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B:Aと同様に、模様上に黒マットを2回位吹き、中央部に黄伊羅保を、新聞紙でマスキングして残りの2角には飴を吹く。 テープをはがし、飴釉にあまり掛からないように、全体に薄く志野を吹く。
さて、今回忘れてならないのは、模様が主役ということ。 だから素地との色のメリハリや重ね掛けで変色しないなどを念頭に、相性のいい釉を選ぶのが重要なポイントです。 |
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