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優れた「陶芸ブティック」作品を紹介するこのコーナー。
今号は、その見事なバリエーション例をご覧下さい。

エンボスによるマグカップ&大鉢
凹凸のあるエンボスのドレペを使うことによって、作風がグッと変わるから不思議。 確かに、凹凸があると模様の印象がとても強く感じられます。                       


ケーキ皿&スープボウル
一部の花柄はそのままドレペを使用しましたが、猫や魚などほとんどの主題は、オリジナルにカッティングし作品化しました。 デザイン力の豊かな作品です。                


角皿
同じベースを用いても、デザイン次第によって作品が三者三様に違って見える好例です。 下左の馬の模様はドレスペーパー(ドレペ)をオリジナルにカットし、下右は花柄を繊細に置き、上の作は椿の柄のドレペを大胆に配し、成功しました。 




牧場の風景をドレペで切り出し、いわば心象を器に映して楽しんだ作。 もう一方は、花柄を選んで並べたシンプルな手法とはいえ、柔らかな雰囲気に好感が持てます。 どちらがお好みですか?


                                                  


REPORT
■学園祭で展示された 「陶芸ブティック」作品  


学園祭で盛り上がる東京家政大学。


湯呑みが生徒の皆さん、マグが顧問の先生方の作。
手前は陶板。 
 先頃、焼き上がった「陶芸ブティック」作品を、東京家政大学附属女子中学(東京・板橋区)の手芸部の皆さんが、学園祭で展示・発表すると聞き、早速、訪ねてみることにしました。
 顧問のひとり、鮫島先生に案内を頂き、展示教室の入口まで行くと、さすが手芸部だけあって、他の部を圧してかなり派手めな手作りのディスプレーが、キラキラと目立っていました。
 そして教室奥の展示台の上には、作品がお澄ましして並んでいましたよ。
 それにしても、どの作品もなかなかの完成度に見えます。
 崇田友江先生は「区別がつかないんですよ。 大人でも中学生でも変わらずにできて、とても魅力的ですね。 そのうえ、生徒のものも個性豊かにできあがっていて楽しいです。 私自身もひとつ作るともっと作りたくなってしまいました」とおっしゃっていました。 教室にいた生徒の皆さんにも感想を聞いてみると、藤掛瑛美さんは「はじめてだったし、すごく楽しかった」といい、宮川千鶴子さんは「絵を選んで貼るのが楽しかった」と制作を振り返りました。 三村美香子さんは、「面白かったのは、わざと模様をぼかしてみたところ。 またやってみたい」と大人顔負け。 ここでも、陶芸ブティックの熱気≠ェ弾けていました!
手軽なのに、絵の組み合わせによって個性的な作に仕上がるのが魅力と、崇田先生はおっしゃっていました。



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