|
|
|
すでに「陶芸ブティック」の魅力にハマってしまった方も多いのでは?
今号から、グッドでオリジナルな、完成度の高い「陶芸ブティック」作品を、
このコーナーで紹介していきます!
|
優れた「陶芸ブティック」作品は、どのように作られているのでしょう?
解説と講評には、作品作りのヒントになる知恵と情報がギュッ!と満載。
|
■こんなデザインほしかった
|
作品解説と講評(岡本立世総長)
|
●佐藤京子さんの作品
作者がライフスタイルの中で、今最も関心あるものをデザインしました。 この姿勢はデザインを考えるうえで、普遍的で、重要なモチベーションとなります。
技術的には、テクニカル・デザインシート(TDS)のベタ部分を使って馬を切り抜き、さらにラベンダーのドレスペーパー(DP)を組み合わせました。
広大な草原を疾走する馬の躍動感が、巧みに表現できた作です。 |
|
草原を活き活きと駈ける馬の意匠の皿とマグ。 |
|
|
●田中加代子さんの作品
カップ全体を大きな花畑で被い、幻想的な世界を創出しました。 様々な種類の花柄のDPを細かく切って散りばめ、効果的です。 一方、時計のマグカップは、TDSのベタ部分から腕時計を切り出し、そこにDPのバラをはめ込みました。 この着想はデザインの本質といってもいいほどの秀逸なものです。 また、皿のなかの唐辛子の赤は、DPのかみす草を使って表現したデザイン性に優れた作品です。 |
カップを1周すればお伽の国に誘われ・・・・。 |
|
文字盤がバラの腕時計、裏側には文字盤。 |
|
|