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波佐見焼 (はさみやき) 
 波佐見焼の故郷は、長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)郡波佐見町です。 有田(佐賀県)のすぐ隣といってもよく、400年の歴史を持つ磁器の大産地です。
 それにしては、聞き慣れないやきものかも知れません・・・。 江戸時代から量産食器の町として分業化が進み、○○焼のブランドであまり表舞台に出なかったからでしょう。 かつて「染付生産日本一」だったとか、骨董好きに熱狂的ファンを持つ「くらわんか碗」や「コンプラ瓶」の生誕地だと聞くと、改めて驚かされたりするのです。 さて、そんな波佐見の町なかでは、老舗の窯元が並ぶ有名産地らしき景色は、あまり見かけません。その代わり、昔ながらの風情を残す陶郷・中尾山を歩けば、きっと納得がいくはずです。
 ここは、開窯当時から波佐見焼の中核を担った地区。 世界最大級の登窯跡も見られます。 現在、窯元は十数軒ありますが、あまり目立たぬのがここの個性です。 懐かしいような風景のなかをブラブラ歩き、細い路地で見つけた暖簾をくぐってみると・・・、洒落た器を発見。 そんな不思議な出会いのある、窯里なのです。
 近年は宿泊のできる作陶施設も整備されました。 これは波佐見行きのチャンス!です。

波佐見焼の伝統は染付と青磁。 色絵も焼かれます。 

中尾山は、なぜか心の和む陶郷です。
写真協力:波佐見町観光協会  





目にも旨い!男の簡単 Cooking (26)
甘エビの丸ごとチリソース炒め
甘エビを殻ごと使うカルシウムたっぷりの一品です。 味付けは家族みんなに大うけのチリソース。 粋な向付に盛れば、酒の肴にもうってつけ、です。 


作品:西尾房子 高6.5 径12.0cm
◆材料(3〜4人分)
甘エビ/30尾、 酒・片栗粉/少々、
A (長ねぎ/5cm、ニンニク・生姜/各1片)
(豆板醤/大さじ1、ケチャップ/大さじ3、スープ/半カップ、
酒・しょうゆ/大さじ2、砂糖/大さじ1、片栗粉・ごま油/少々)
   
◆作り方
@ 甘エビは酒と片栗粉少々をからめておく。 これで臭みが取れ味もアップ。
A Aを各々みじん切りにする。 次に、Bの材料で合わせ調味料を作る。
B 多めの油でエビを炒める。 コツは色が変わったらサッと取り出すこと!
C Aを炒め、Bを加えてトロッとしたら、エビを戻し手早く混ぜれば完成。



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