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ロクロ目も鮮やかに、たくさんの傑作がこの世に誕生しました。



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緋襷の窯詰・窯焚
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素焼を終えたことみさんの作品。
これが作品に巻く、稲藁です。 焼成すると、緋襷(ひだすき)の赤い線になって表れます。 藁は水に浸してから使うと、巻きやすいそうです。

どこに緋襷を入れるのかを想定して、皿には、こんな感じに巻いていきました。
湯呑みの場合は、まずはこんな具合に巻きます。

藁を巻き終えた湯呑み。 これがあの緋襷の赤い線になるのですから、不思議なものです。
藁を巻いたら、次に「かけ胡麻用天然木灰」という釉薬を、霧吹きを使って吹き掛けます。

こんな感じに、一方の方向だけから、ふーっと、2、3回吹きます。
 
そして施釉が終わったら、次は電気窯に詰めます。 さて、どんなふうに焼き上がるか、楽しみですね。 窯出しが待ち遠しい。



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いよいよ待ちに待った窯出し
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焼き上がって、窯から出したばかりの完成作品。
白く残っているのが、巻いた藁の燃えカス。
緋襷が赤くクッキリと走っていて、かなりいい感じに、立派に焼き上がりましたよ。

いずれも真木ことみ作、備前−緋襷−作品。
後左から「湯呑み」高7.5 径7.5p、「ぐい呑」高3.5 径6.0p、「同」高3.0 径6.0p、
前左から「皿(陶板)」径13.5p 、「小鉢」高3.0 径9.0p




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