三川内山のバス通りから一本入ったところにある嘉久房窯。入口の看板(写真)が目印。主な作品は極薄手白磁の茶懐石食器や茶道具。天草陶石の中でも選りすぐりの陶石を使用する「白磁専門」の窯元です。 |
薄造りや精巧な細工を得意とし、息をのむほどに美しく、繊細巧緻な彫が刻まれた作品がずらりと展示されています。写真右下の蓮の花はイタリアのジノリ美術館にも所蔵されています。 |
嘉久房窯では細工物もロクロを使用します。写真の虎の場合、顔・胴・足とそれぞれロクロで形を整えてから組み合わせます。 |
透き通るような白の美しさを追求すると同時に「使いやすい器」であることを心がけている当主・平戸悦山。蕎麦猪口やロックグラスとしても使える純白の器は実際に光にかざすと透けてしまうほどの薄造り。多彩な用途に楽しめる軽くて使い勝手の良い器です。 |
住所 | 長崎県佐世保市三川内町692 |
TEL | 0956-30-8520 |
OPEN | ― |
休業日 | 不定休 |
料金 | 青海波湯呑6,300円、白磁丸型急須18,000円 |
アクセス | JR佐世保線「三河内駅」下車、徒歩25分 |
URL | http://www.studio-lin.com/kakufusa/ |
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