|
◆深川製磁の栄華知る | |||
旅のルートはハウステンボス、三川内、波佐見を見学して、本日の宿泊地 ・嬉野温泉へ。 そのままの近道もありますが、三川内から、有田を通るのが賢明なコースです。 道沿いにチャイナ・オン・ザ・パークや柿右衛門窯、井上萬二窯があるので立ち寄ってみることにしました。 「チャイナ・オン・ザ・パーク」は、有田の名窯・深川製磁の歴史と製品に接しながら、その素晴らしさを実感することのできる展示施設です。 元々深川製磁は、同じく有田窯業の近代化に大きく寄与した窯元・香蘭社の初代社長・深川栄左衛門の次男・忠次によって設立されました。 とくに欧州向けなど輸出用食器の生産を目的としました。 それら窯の歴史資料や、海外で好評を博したあまたの佳品などを、ゆったりと鑑賞できます。 また昨今では、多様化の進む現代人の食生活に対応した優れたデザインの食器を多数生産しています。 それら様々な提案をひとくくりにし、洗練されたテーブル・コーディネイトという具体的な形で、多彩に展示されていて見応えがありました。 なお、お土産に食器をと思う方は、ここの「瓷器倉(じきぐら)」での買い物がとにかくお買い得。 いわば深川製磁のアウトレット・コーナーで、規格外品が破格値で手に入ります。 |
◆ チャイナ・オン・ザ・パーク
|
|||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
|||||||||||||
|
◆伝統窯を歩く | |||
昨年は、今右衛門窯を訪れましたが、もう一方の雄はやはり「柿右衛門窯」。 有田では米の研ぎ汁を「濁し」といい、そんな温かみのある白い肌を持つのが、柿右衛門特有の磁器肌=濁し手です。 素地の余白を充分活かした上品な赤絵が描かれるのも、この窯ならではの特徴です。 柿右衛門窯のすぐ裏手には、14代柿右衛門と同じく、人間国宝に認定されている「井上萬二窯」があります。 展示室では、一分の狂いもないロクロ造形の白磁を見ることができました。 九州には知的刺激を受ける美術館や窯元が目白押しです。 やきもの散歩しませんか? ■ |
◆ 柿右衛門窯 窯元
|
||||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
|
◆ 井上萬二窯
|
||||||
|
||||||
|
◆ 野外博物館 世界の窯広場
|
|||||
|
|||||
|
◆ くらわん館
|
|||||
|
|||||
|