やきもの散歩<6>
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涼しげな秋風を肌に感じながら、今回は京橋・銀座方面から東京駅を挟んで八重洲、丸の内界隈をやきもの散歩してみます。 このコースは、午後からのゆっくりのスタートでも平気です。 | ||||||||
●京橋・銀座からスタート
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今回紹介するコースは、休日の午後、京橋か銀座辺りからスタートするのをお勧めします。 ただし、銀座・京橋界隈の工芸専門店やギャラリーをいくつも覗く予定があるならば、少し早く出発した方がいいでしょう。 それにしても、秋めいてくると、この辺りのギャラリー街が賑やかになるのがよく分かります。 通りに「○○○○展 会期中」の看板が、急に数多く出されるようになるからです。 また最近では、地下鉄京橋駅の周辺は、道を一本奥に入った辺りにも、小さなギャラリーが器を展示していたりしますから、新しい発見があるかも知れません。 中央通りを日本橋方面へ歩くと、やがて八重洲通りと交差し、巨大なブリヂストンビルが見えてきます。 「ブリヂストン美術館」の入口は、八重洲通りに面していて、目印の旗が風に揺れています。 企画展も開催されますが、収蔵作品には一級品が多く、常設展も見逃せません。 |
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■ブリヂストン美術館
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●ブランドは丸の内仲通り
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ブリヂストン美術館を出たら、東京駅の八重洲口方向へ向かって、まっすぐ歩きます。 5分ほどで到着しますから、今度は丸の内側へと連絡通路を抜けます。 そして丸の内中央口を出てすぐ左、大正時代に竣工したという赤煉瓦の駅舎へ誘うように、「東京ステーションギャラリー」のアプローチが見えるはずです。 ギャラリーという名称ではありますが、1988年に開館した立派な美術館です。 一部には赤煉瓦がそのまま剥き出しになっている展示室もあって、個性的です。 また、平日は午後8時まで開館(入館は30分前まで)していて、時間が有効に使えとても便利です。 会期中の「加守田章二展」をゆっくりと堪能したら、感動に火照った躰をクールダウンさせつつ、丸ビルの裏側の道、丸の内仲通りを日比谷方面に向かって進みましょう。 するとアルマーニ、エルメス、コムデ・ギャルソン、ブルックス・ブラザーズなど有名ブランドの基幹店が、次々と現れます。 工芸関係の著名ブランド、ウェッジウッド、ロイヤルコペンハーゲン、それにバカラなどもこのエリアに堂々と店舗を構えていますから、ぜひ立ち寄ってみましょう。 秋の一日、東京のオフィス街での美術散歩はいかがですか? |
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■ウェッジウッド丸の内本店
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■ロイヤル コペンハーゲン丸の内本店
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