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恒例「たち吉陶芸倶楽部」作陶展が、先頃(2月17日〜22日)開催されました。 |
◎3回を迎えた発表展 |
九炉土千駄ヶ谷校で開講されている「たち吉陶芸倶楽部」東京特別講座の作品発表展が開催され、大盛況でした。 たち吉東京店で開催していた同展が、京都校との合同展となり、京都の本店に会場を移してから今回で2回展を数えます。 また、東京校から出品された作品については、岡本立世総長が審査委員長となって審査が行われ、本誌面で発表するとおり、「たち吉賞」「岡本立世賞」など栄えある各賞が授与されました。 |
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◎器のニュアンスを表現 | |
たち吉の器に学ぶ・・・・をテーマにした授業であることも関係しているのでしょうか。 出品作全体を見渡して、まず感じられたことは、これらの器に料理を盛って使ってみたいなぁ、と思わせる雰囲気ある作品が、例年にも増して出品されていました。 岡本総長は「年を重ねるにつれ、表現力が上がってきていますね。 とくに、上位賞を決めるにあたっては、甲乙つけるのが難しいほど拮抗していましたよ」と、総評を下さいました。 たち吉賞の作は、器の内側の凹凸や釉の濃淡、口縁の変形などのラフさが効果的に活かされ受賞につながったようです。 また岡本立世賞は、ランダムな印花を四角の曲げと反りがキリッと引き締め、全体のバランスがとれている点が認められました。 各賞とも技術が安定しているのは当然ですが、特に上位は土の特性を上手く活かした装飾と釉掛けが評価されました。 ■ |
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