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目にも旨い!男の簡単 Cooking (36)
 アスパラの変わり揚げ
キリリと冷えたビールのための一品です。 野菜の食感とベーコンの旨味が絶妙のバランス!存在感ある板皿が、身近な食材をさらに引き立てます。 



作品:漆原宏樹 径29.5×23.0cm
◆材料(4人分)
グリーンアスパラガス:12本、 スライスベーコン:6〜8枚、
パン粉:1カップ、 粉チーズ:大さじ1〜2、
小麦粉・溶き卵:適宜、
レモン:1/2個、 サニーレタス:2〜3枚

◆作り方
@ パン粉はこして細かくするとカラッと揚がる。粉チーズも混ぜ、風味上々。
A アスパラは根元の固い部分をポキッと折り、ベーコンを斜めに巻く。
B Aに小麦粉、溶き卵、パン粉の順で軽く衣をつけ、中温の油で揚げる。
C 皿にレタスを敷いて豪快にアスパラを盛り、くし形のレモンを添える。
   





今回の主役は、何といっても「ビードロ織部釉」の美しい釉だまり。でも、それを生かす作者のセンスや工夫にも、注目したいものです。 
42 ビードロ織部釉+燻し黒釉+紅柄

 群青、水色、緑・・・・と複雑にきらめく釉だまり。 まるで宝石か深山の湖のように吸い込まれそうな美しさは、ビードロ織部釉(ビードロ釉と織部釉を7:3の割合で混合)によるものです。 それとは対照的に外側はシックな黒釉を使って掛け分けてあり、見込みの神秘的な色合いが一層際立って見えます。
 施釉は、まず口元に紅柄を塗り、内側全体にビードロ織部釉をたっぷり浸し掛けます。 次に器を逆さにして伏せ、外側に燻し黒釉を3、4回吹き掛けます。 特に大切なのは、次の3点です。
@ビ釉はたっぷり掛ける――もし吹き掛けるなら、外側の黒釉の3〜4倍は掛けるつもりで。
Aビ釉は掛ける直前に必ず撹拌する――緑を発色させる銅は比重が重いため沈殿している。
B口元の黒釉が内側にたれないように注意。



作品:津上喜久恵 
高6.0 径12.0cm
 いずれも、この作品に見事に表現されたビードロ織部釉の魅力を堪能する欠かせないポイントです。 さぁ、レッツ・トライ!



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