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■テーマは「申(さる)」出品作の準備は、いかがですか? | ||
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季節が巡り、夏が近づいてくると、何とはなしに腕がムズムズしてきませんか? ・・・そうです、来年の干支は「申」。 とくれば、九炉土恒例の「干支コンテスト」。 早いもので、もう第8回を迎えます。 そもそも日本にも猿が多く生息し、親しみを持って見ているせいか、古くから猿をテーマにした美術品、絵画や彫刻などが知られています。 たとえば江戸時代。 日光の東照宮の彫刻は超有名ですし、庶民の根付けなどにも猿が実に多く登場します。 ちょっと渋いところでは、シカゴ万博で賞をとった高村光雲作の木彫「老猿」など、圧倒的な力感がある秀作です。 このように、なにかとモチーフになりやすい猿を、陶に置き換え、形・彫刻・絵付・文字のそれぞれの部門で、個性的に表現して下さい。 親しみやすさ、老獪、すばしっこい、ユーモラスなど、猿にまつわるイメージも豊富にあっていろいろです。 大胆で、新鮮な発想さえあれば、誰にでもチャンスがあり、グランプリも決して夢ではありません。 とにかく、出品することからすべてがはじまります!
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猿には多様なイメージがあるだけに、どんな作品が出品されるか楽しみ。(上下共、昨年度の展示風景 新宿・朝日生命ギャラリーにて) |