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芸術の秋! 電動ロクロの修得は、セットメニューが近道でお得!!

 陶芸をはじめる動機のひとつに、電動ロクロに憧れて・・・、という人がかなり多くいます。
 確かに、まるで手品のように、サーッとロクロの土を挽きあげて形にしていく様子は、なかなかカッコいいものです。
 ところが、電動ロクロを使って思いのままに土を繰り、成形できるようになるまでには、合理的でムダのない訓練が、ちょっぴり必要になります。
 そのために揃えるものは、まず、高性能の電動ロクロと技術指導用テキスト、それにわずかばかりの作業スペースだけ。 この3つの条件さえ整えば、電動ロクロを使っての美しいロクロ挽きが、誰にでもスイスイできるようになるはずです。
 そしてここにご紹介するセットメニューには、そのすべてがパックされていて便利です。 手の位置を図示し、論理的にポイントを解説したテキストには、失敗例も掲載されていて、分かりやすい内容です。 またベストセラー機・Z-991型電動ロクロは、一般家庭仕様ですから、リビングに置いて家族全員で、楽しく練習ができます。
 今回は、電動ロクロ講座受講料(6カ月間 テキスト代含む=48000円)、Z-991型電動ロクロ(受講生割引価格=59000円〈標準価格=80000円〉)をセットし、それらのすべてと送料+税の合計113625円を、特別限定価格として95000円(10月末まで)で販売します。
 ご希望の方は、至急、事務局までお申し込み下さい。

テキストに従って練習すると、誰にでも挽けるようになります。

 
小型で低音・低振動「Z-991」はダイニングでも手軽に使えます。 





パッと目を引くけれど、伝統色で、ナチュラルな風合いが好感度の、この大皿。・・・なんと、五種類の釉を駆使した作品でした! 
34 緋襷釉+黒マット釉+2号青銅釉
+黄伊羅保釉+4号トルコ青釉

 多種の釉使いの訳は、その形と関係がありました。 大きな平皿ですから、ベタ面に変化のない部分があると、少し退屈になります。 そこで、吹きつけという濃淡のコントロールがしやすい方法も使って、微妙に色の変化する「景色」を作っています。
 作業は、まず伊賀土の素地に緋襷釉を3回ほど刷毛塗りします。 黒く見える部分は黒マット釉を吹き掛けし、上から2号青銅釉を軽く吹き重ねたもの。 そして緑の場所には2号青銅釉を3度位吹き、さらに4号トルコ青釉を重ねます。 茶の部分は黄伊羅保釉を吹いています。 この釉は、薄吹きの方が焦げた感じがよく出ます。

作品:山本玲子 径28.0×10.5cm
 要点は、全体的な色のバランスを取るために、濃淡のイメージをしっかり頭に入れて作業にのぞむこと! 色の強い黒マット釉は青銅釉で押さえ、シックな深みを出すのも大切です。
 ・・・挑戦しがいのある大皿の釉掛け。 さぁ、みなさんなら、そこにどんな景色を作りますか。



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