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■ヴューポイント 
●出石町観光センター
出石焼窯元の製品を一堂に見たいなら、迷わずここへ。 町の中心、辰鼓楼近くの便利な場所にある出石観光の拠点です。 インフォメーション、お土産探し、レンタサイクルの調達のほかに、予約制の観光ガイド(料金/2500円)もここで申し込めます。
◎住所/出石町内町 111-1
◎問い合わせ先/(株)出石まちづくり公社
◎TEL/0796-52-6045 
まずは観光センターで出石焼の概観をつかみましょう。売店には名産の出石そば、出石たくあんなど、各種お土産品が一堂に揃ってます。

●出石焼の窯元
現在7軒の窯元があります。 いずれも白磁を主体としていますが、作家ものが見られる永澤兄弟製陶所、伝統工芸士の技に触れられる森垣製陶所、気の利いた普段使いの器が見つかる山本製陶所など、個性はさまざま。 全窯元制覇をめざしましょう。 小さな町ですから歩いても回れますが、観光スポットも多い出石ではレンタサイクルが重宝します。 永澤兄弟製陶所、山本製陶所、虹洋陶苑では絵付体験もできます。

・永澤兄弟製陶所
 ◎住所/出石町内町 92-1
 ◎TEL/0796-52-5155
・山本製陶所
 ◎住所/出石町本町 106
 ◎TEL/0796-52-2437

・森垣製陶所
 ◎住所/出石町小人
 ◎TEL/0796-52-3634
・上田製陶所
 ◎住所/出石町田結庄 21
 ◎TEL/0796-52-2002

・川北製陶所
 ◎住所/出石町柳 21
 ◎TEL/0796-52-2034
・虹洋陶苑
 ◎住所/出石町八木 57
 ◎TEL/0796-52-5945 
森垣製陶所の展示室の様子。淡いピンクやブルーで絵付された「釉彩」や精緻な染付、白磁の盛り上げ彫刻の花器などが並び、伝統の技が実感できます。

15歳から出石焼の加飾にたずさわり、なんと60歳で「好きなものを焼きたい」と自分の窯を持ったという森垣豊氏。出石焼への愛情が伝わってくる、生粋の伝統工芸士です。

●柿谷陶石採石場
「白磁の出石焼」たらしめている原料・柿谷陶石の採掘場は町なかを少しはずれたところにあり、訪ねるにはレンタサイクルか車が必要です。 洞穴の奥に採石現場はあるので残念ながら見えませんが、トロッコの線路が暗闇へとのび、出石焼200年の歴史を感じさせてくれるポイントです。
◎住所/出石町谷山 

●町立伊藤美術館
出石町出身の画家・伊藤清永の少年期から現代までの作品を中心に展示する美術館です。 伊藤画伯は文化勲章も受勲した現代洋画壇の重鎮。 館内には喫茶室もあり、ゆったりと、出身地ならでは充実したコレクションが楽しめます。 また、ここは磁器のみを対象としたユニークな公募展「出石磁器トリエンナーレ」の会場ともなります。 やきものファンなら、ぜひ覚えておきたいところです。
◎住所/出石町内町
◎TEL/0796-52-5456
◎開館時間/AM 9:30 〜 PM 5:00
◎休館日/毎週水曜日、12月28日〜1月4日
◎入館料/大人500円 高・大学生300円 小・中学生無料 

●辰鼓楼(しんころう)

町の中心地にある、出石のシンボリックな時計台です。 もともとは藩政時代の見張り櫓(やぐら)で、出石藩の藩士たちの登城時刻・辰の刻に太鼓を打ち鳴らしたことから、この名があるとか。 町歩きの目印としても便利です。
 
藩政時代の面影を残す辰鼓楼。かつて出石白磁の原型を築いた盈進社の陶工たちも、日々見上げていたかもしれません。

●永田清織物 出石ちりめん
但馬地方の特産品・ちりめんとは、一面に細かなしぼを出した絹織物。 出石には本場ちりめんの織元があります。 常時数千点の品揃えの大展示場での販売のほか、工場見学や染・織体験も可能です。 製造元の直売ですから、市価より3〜6割はおトクとか! 
◎住所/出石町鍛冶屋
◎TEL/0796-52-2666
もうひとつの伝統品、色・模様ともに多彩な出石ちりめん。絹の風合いが何ともいえず、なめらかです。

展示室では織物だけでなく、ブラウスやネクタイなどの絹製品や、ちょっと変わったところで絹から作られた化粧品、絹そばなども販売されています。

染の体験場では、絹のスカーフやハンカチなどの型染めが体験できます。

●びっ蔵 BIKKURA
出石町役場の向かいにある、出石の名産品が揃うショッピング・ゾーンです。 蔵づくりの6軒長屋風の建物に、但馬・丹後の特産品を販売する「味よし本店」、籐と竹の専門店「夢ごころ」、草木染め工房「織染彩」、地元産の新鮮野菜が並ぶ農家直営「めぐみの郷」、「カバン工房RyuZo」、ほかにファースト・フードRINDOU、またたびうどんが名物の「一休屋」で食事もOK。 お土産で差をつけたいなら、こんな専門店をのぞいてみてはいかが。
◎住所/出石町内町 56-1
◎TEL/0796-52-3223 

味よし本店では季節の特産品もさることながら、その場で手焼きしているマドレーヌがオススメです。ご賞味あれ!

夢ごころは、出石の伝統的な民芸品・杞柳製品も扱う手作り工房です。

但馬ちりめんの反物を、草木染めで染めた製品が揃う織染彩。ハンカチやストールなど手頃でカワイイ小物にも出会えます。
(※なお、休業日、営業時間、料金などは予告なく変更される場合がありますので、お出かけの前にご確認下さい)



■情報BOX 
●出石磁器トリエンナーレ
磁器、あるいは磁器を主にした作品を応募対象とした公募展で、3年ごと行われます。 陶芸の公募展は全国にいろいろありますが、こうした磁器の限定公募展は出石だけ。 それだけに初回から注目度も高く、磁器を扱う人気陶芸家が受賞したり期待の新人作家が輩出したりと、やきもの好きには要チェックです。 
◎問い合わせ先/出石磁器トリエンナーレ実行委員会
◎TEL/0796-52-3111

●出石皿そば
町内にそば屋が約50軒、というそばどころ・出石。 「挽きたて、打ちたて、ゆがきたて」がモットーの手打ちそばは、出石焼の小皿で5枚1組が一人前です。 薬味はねぎ、卵、わさび、山芋、大根おろしをお好みで。 追加の時は枚数をいいますが、箸を立てた高さ(約15枚)まで食べると「そば通」(!?)といわれるそうです。 出石のそばは、江戸時代、信州上田城主の仙石氏がお国替えの時にそば職人を連れてきたことからといいます。 さて、そのお味は信州風?
◎問い合わせ先/出石町観光協会
◎TEL/0796-52-4806 
出石町皿そば組合では、加盟店で食べてスタンプをもらうと、成果によってオリジナルグッズや出石特産品がもらえるスタンプラリーを続行中。出石城の二の丸跡にある石城閣も参加店のひとつです。

●体験 出石焼の絵付 
いくつかの窯元で出石焼の絵付ができます。 小皿や湯呑みに好きな絵を描いて、料金は1人1000〜1600円くらい。 陶産地を旅する時、こうして作陶にチャレンジすれば、いつしか超レアな日本のやきものコレクションができるかも・・・。 レッツ トライ!
・永澤兄弟製陶所
 ◎住所/出石町内町 92-1
 ◎TEL/0796-52-2155
・山本製陶所
 ◎住所/出石町本町 106
 ◎TEL/0796-52-2437
・虹洋陶苑
 ◎住所/出石町八木 57
 ◎TEL/0796-52-5945
※いずれも予約が必要です。

●体験 そば打ち
「そば打ちが趣味」という人も増えた昨今、実は、通好みの隠れそば屋の店主には脱サラから修行したという人も多いと聞きます。 出石には手打ち体験のできる「そば道場」がいくつもあるので、興味があれば挑戦してみては。 一生の趣味に出会えるかもしれません。
・一鶴
 ◎住所/出石町福住
 ◎TEL/0796-52-6655
・入佐屋
 ◎住所/出石町内町
 ◎TEL/0796-52-5393

・森の館
 ◎住所/出石町鍛冶屋
 ◎TEL/0796-52-2248
・石城閣
 ◎住所/出石町内町
 ◎TEL/0796-52-4336
子供も大人も、まったく初めてでもOK。店によってトライできる量や料金もまちまちなので、予約の際に確認しておきましょう。(写真は石城閣にて)
※いずれも予約が必要です。

●体験 城下町仮装体験
城下町・出石を、なんと着物を着て歩いてみようという、ひと味違った体験です。 といっても面倒な着付けはなしの新タイプの着物だから、旅先でも十分可能。出石ちりめんに袖を通すチャンスです。 江戸時代の風情の残る町中で旅の想いで写真をパチリ。
◎問い合わせ先/永田清織物
◎TEL/0796-52-2666
城下町を着物で散策。さながら江戸時代にタイム・スリップしたような気分です。
(※なお、営業日、営業時間、料金などは予告なく変更される場合がありますので、お出かけの前にご確認下さい) 



■アクセス 

◎電車/京都・大阪方面から特急で約2時間30分。
      山陰本線の豊岡、江原、八鹿のいずれかの駅で下車し、各駅から全但バスの出石行きで約30分。
◎マイカー・観光バス/大阪、神戸、京都から約3時間。姫路から約2時間。 


■総合問い合わせ先 

出石町役場産業振興課/TEL.0796-52-3111
出石町観光協会/TEL.0796-52-4806 
http://www.izushi.co.jp/
 
写真協力:出石町役場産業振興課



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