17世紀初頭、朝鮮人陶工・李参平が磁器の原料を発見した磁器発祥の地。400年もの時をかけて、ひと山のほとんどを掘り尽くしたとされる山は扇形に削り取られ、鋭利な岩肌が剥き出しとなっています。日本の磁器生産に関わる遺跡として国の史跡に指定されました。現在は休鉱中で採掘されておらず、磁石場が見学できる公園となっています。 |
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江戸時代、代官所によって厳しく管理されていた泉山陶石。最も上質な陶石は鍋島藩窯が使用していました。 | 駐車場から泉山磁石場までの歩道には青色の陶片が埋め込まれ、目を楽しませてくれます。 | |
■「有田町立歴史民俗資料館」 磁石場の隣にあり、有田焼の技法、道具、陶片などを展示。日本で初めて磁器が焼かれた有田の歴史や有田焼の中心地となった皿山地区の人々の暮らしを紹介しています。 |
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■開館時間:午前9時〜午後4時30分 ■休館日:毎週月曜、年末年始 ■入館料:一般100円、高大生50円、 小中生30円(団体割引あり) ■西松浦郡有田町泉山1−4−1 ■TEL.0955-43-2678 |
資料館入口近くにある「唐臼(からうす)」の実物大模型。当時は、泉山、中樽、白川などの渓谷に百数十個所ありましたが明治になり電力を利用する様になると廃止されました。 |
住所 | 佐賀県西松浦郡有田町泉山 |
TEL | 0955-43-2678(有田町教育委員会文化財課) |
アクセス | JR佐世保線・上有田駅下車徒歩約15分 |
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