伊賀焼西山窯の焼成技術のレベルの高さを感じさせる代表作品が並ぶ展示室 |
■ギャラリー |
絶妙な景色を誇る伊賀焼 |
茶道で用いられる水指 |
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伊賀焼作家の中でも、坂本瀧山ならではの見事な焼き色に圧倒されます。 | |
伊賀焼を代表する「耳付花入」 | |
「耳付花入」は窯内の火前と呼ばれる一番いい場所に置き、4度から5度(1度が4〜5昼夜)焼くことで初めてこのような幽玄な景色が現れます。 |
このような伊賀焼を離れた茶碗つくりにも情熱を燃やしています。 |
■工房 |
ロクロ成形が行われる作業場 | 乾燥棚では、伊賀焼を代表する「伽藍石香合」や干支の牛などが成形を終え、素焼きを待っています。 |
JR伊賀上野駅から、草深い山道を車で登ること約10分。豊かな自然に囲まれた西山窯に着きます。 | |
自然に恵まれた工房の前には、窯詰めを待つ作品が所狭しと並んでいます。 |
工房に隣接した穴窯は、築窯したばかり。これからの活躍が楽しみです。 |
■作家紹介―坂本 瀧山(さかもと ろうざん) 3代 俊 人 |
伊賀焼の代表的作家の一人。古伊賀の伝統的技法「焼締」にこだわり、一つの作品のために高温で何度も焼き(多くは5度から7度焼き)、伊賀焼の特徴である自然釉のもたらす見事な景色を作り上げていきます。独自の豪放さのなかに垣間見える円やかさが、坂本伊賀の特徴。東京や大阪のデパートなどで個展活動を行っています。 |
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坂本 俊人 <略歴>1960年三重県上野市生まれ。1984年三重県上野三軒窯の新歓嗣先生に師事。1986年市展入選。1987年日本美術工芸会入賞。1988年東京京王百貨店新宿店にて坂本瀧山展に出品。以後毎年出品。2000年三重県展入選。 |
坂本 瀧山 <略歴>1926年東京生まれ。1950年早稲田大学卒業。1952年伊賀焼技術保持者、亡父・秀樹の西山窯を継承。1958年全日本産業展入選、以後公募展辞退、制作活動に打ち込む。1988年東京京王百貨店新宿店にて毎年個展。 |
住所 | 三重県伊賀市西山1628−4 |
TEL | 0595-21-0978 |
OPEN | ― |
休業日 | 不定休 |
料金 | 粘土代1kg2,000円、焼成費1,000円(湯呑み)〜 |
アクセス | 大内ICから約15分。 |
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