古いレンガ造りの煙突や窯が残る「やきもの散歩道」。 Aコース1.5km、Bコース4kmの2コースありますが、ここでは手軽に散策できるAコースをご紹介いたします。 |
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やきもの散歩道内にはいたるところに案内板があり迷う心配はありませんが、「やきもの散歩道MAP」(常滑駅コンコース内「観光プラザ」配布)を片手に散策すればよりいっそう楽しめます。 | ||
名鉄常滑駅前ロータリーに設置の案内板 |
案内板を頼りに散歩道の出発点を目指すと最初に見えてくるのが昭和30年代の常滑の風景が描かれた巨大なモザイク壁画。 |
モザイク壁画の下は 「とこなめ招き猫通り」 |
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「旅行安全」 山田知代子 作 | 「健康長寿」 山本武士 作 |
やきもの散歩道 Aコース出発点 |
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■「常滑市陶磁器会館」 ■開館時間:午前9時〜午後5時 ■TEL.0569-35-2033 |
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家の基礎や、塀に使われている土管 | ||
常滑が窯業地として発展する一役を担った土管は散歩道内の様々な場所でみかけることができます。 |
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古い煙突が残る昔のままの建物 現在はギャラリーとして使われています |
坂が多いのが散歩道の特徴 急勾配が続きます |
「案内板6:だんご茶屋」 | 「案内板5:名古屋芸術大学常滑工房」 | |
「名古屋芸術大学常滑工房」前を左に曲がると見えてくる「だんご茶屋」。香ばしく焼かれたしょうゆ味のお団子が名物。 | かつての土管工場。 常滑らしい黒い板塀の建物が現在でもそのまま利用されています。 |
「廻船問屋瀧田家」前の通りは、窯用具「ケサワ」が敷き詰められた坂道。 | |||
「デンデン坂」 | 「ケサワ」土管の焼成時に使用した捨て輪 | 「案内板8:廻船問屋瀧田家」 | |
■「廻船問屋 瀧田家」 ■開館時間:午前9時30分〜午後4時30分 ■観覧料:300円、中学生以下無料 ■TEL.0569-35-2031 ※「廻船問屋瀧田家」には無料休憩所とトイレがあります |
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「案内板9:土管坂」 |
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「ギャラリーCoCoLo」 「土管坂」の途中にある陶器の灯と器のお店 |
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「やきもの散歩道」の名所で「ふるさとの坂道30選」にも選ばれた「土管坂」。焼酎の瓶を積んだ土留と土管に囲まれた細い坂道。ここにも「ケサワ」が埋め込まれ、滑り止めの役目をはたしています。 |
「登窯広場」 | 「案内板12:展示工房館」 | ||
陶製のオブジェと水琴窟がある公園。散歩道の中間に位置し、休憩所にもなっています。 | 広場内にあり、「両面焚倒焔式角窯(りょうめんだきとうえんしきかくがま)」の展示や常滑焼の歴史が紹介されています。 | ||
■「展示工房館」 ■開館時間:午前10時〜午後4時 ■観覧料:無料 ■TEL.0569-35-0292 |
「案内板13:登窯」 | ||
「登窯広場」の裏側を少し進んだ場所にある明治時代の登窯跡地。ずらりと並ぶ10本の煙突が圧巻です。両端が高く中央が低いU字型をした煙突の構造は8室の焼成室全体に焔が均一に周るための工夫。国の重要有形民俗文化財。 |
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「案内板21〜23:煙突のある風景」 | |
「やきもの散歩道」終盤は煙突の残る常滑の風景。 400本以上の煙突がそびえ、「常滑のスズメは黒い」といわれるほどに絶え間なく煙が立ち上っていた昭和30年代最盛期の頃より比べるとその数はずいぶん減りましたが、今でも当時の面影を残す景色が広がっています。 ※やきもの散歩道Aコースは約1.5km(60分)となっていますが、ギャラリーやショップ、休憩所などに立ち寄りながらコースを満喫するためには約2時間、もしくはそれ以上の時間が必要となります。 |
住所 | 愛知県常滑市栄町 |
TEL | 0569-34-3200(常滑市観光協会) |
OPEN | ※各施設・店舗によって異なりますが16:30閉店が多い |
休業日 | ※各施設・店舗によって異なります |
料金 | ― |
アクセス | 名鉄常滑線・常滑駅下車、徒歩5分 |
※掲載情報は変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください