■ 「和紙染め」に挑戦しよう!
誌上初公開!! 本場で学んだテクニック
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中尾英純●1956年佐賀県生まれ。
79年から佐賀県窯業試験場にて研
修。 95年九州・山口陶磁展NHK佐
賀放送局賞、2003年に西日本陶芸
美術展奨励賞など受賞。
日本工芸会正会員。 |
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和紙染めを用いて作られた中尾さ
んの作。 独特な深みがあります。 |
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和紙染めは、ロクロ成形された素地に、自由に、様々な模様に応じた形と大きさに切ったり、ちぎったりした吸水性のある和紙を当てて、呉須を染みこませて装飾する技法です。
さらに同じ作業を2度3度と重ねて行うことにより、色の濃淡が表現でき作品に深みが加わります。 |
(実技協力・中尾英純)
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@汲み出しの高台などに水を張っておく。
ここが「ぼかし」のキーポイント。 |
A呉須を含ませた濃(だみ)筆の先に、
1から水を含ませる。その加減が仕上
がりを左右します。 |
B模様の形に切った和紙をピンセットで
置く。 |
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C置いた和紙に筆先から触れ、呉須を
吸わせる。 |
D同じ作業を2回、3回と繰り返し濃淡を
出す。 |
E完成作。染付とは異なる独特の効果
があります。 |
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工房に素地や和紙染めの施された作品が並んでいました。 |
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