店名の由来となっているのが幕末京都の女流家人「大田垣蓮月」、幕末の三大女流歌人の一人です。陶芸にも才能を発揮した蓮月尼はしばしば信楽を訪れ地元陶芸家たちとの交流を深めたといいます。「蓮月窯」の初代当主・谷井利十郎もその一人でした。蓮月尼に感銘を受けた利十郎は以後、蛭子園直方と号して、和歌や雅歌を刻んだ作品を製作し、近世信楽焼の名工と謳われました。 |
江戸時代の古民家を利用した陶器店「器の店蓮月」、そして隣接する「ギャラリー蓮月」。江戸から続く窯の歴史を感じさせる重厚な構えです。 |
「器の店 蓮月」 |
「器の店 蓮月」では蓮月窯6代目・谷井愛希さんの作品を中心に展示販売しています。様々なお料理に合うようにと作り出された豊富なデザインが魅力。陶器以外にも木製のスプーンやフォーク、麻布などの商品も揃い、日々の「暮らし」を丸ごと提案する蓮月ならではの品揃えです。 |
「ギャラリー蓮月」では信楽を代表する作家の作品が展示されています。 信楽焼をイメージさせる焼締等はもとより、釉がけされたものや、染付など様々な技法の作品が並びます。 |
住所 | 滋賀県甲賀市信楽町長野720 |
TEL | 0748-82-3566 |
OPEN | 10:00〜17:00 |
休業日 | 不定休、年末年始 |
料金 | ― |
アクセス | 信楽高原鐵道・信楽線「信楽駅」下車、徒歩12分 |
URL | http://www.rengetsu.co.jp/ |
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